真剣勝負の舞台をプレイバック!第3回スポーツダーツ競技大会2025・シングルストーナメント

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2025年9月20日(土)に第3回スポーツダーツ競技大会2025が開催されました。

株式会社ダーツライブが主催する年に一度のダーツの祭典『日本ダーツ祭り2025』と同時開催! 本大会の様子を沢山の写真とともにお伝えします。

大会概要はこちら
【U-12】:https://sportsdarts.jp/news/11562
【U-18】:https://sportsdarts.jp/news/11561/

参加人数は昨年の2倍以上!笑顔も涙もあふれる本気の勝負【U-12】

まずはU-12から!今年は昨年度の2倍以上となる34組68名が本大会に参加し、これまでにない盛り上がりを見せました。
小学生以下とはいえ、ダーツを投げるその表情は真剣そのもの。練習スローでは笑顔があふれ、保護者の方の応援にも自然と熱が入ります。

全9台を使用して行われたU-12部門では、どのペアも緊張しながらも、元気いっぱいにプレイ。高得点を取ったときやフィニッシュが決まった時は「よし!」「ナイス!」と声が飛び交い会場全体が温かい雰囲気に包まれていました。

初めて大会に出場した選手も多く、「緊張した」と語る声も。たくさんの選手や観客の前でダーツを投げる機会はそう多くありません。この経験が、さらにダーツを好きになるきっかけになればと思います。

一方で、決勝を目前に敗退し、悔し涙を流す選手の姿も。
その選手にハンカチをそっと差し出すお母さん、肩をさするペアの姿からも、ダーツがスポーツだということを改めて感じさせられました。

若き才能がぶつかり合う!未来のスター候補たちの熱戦【U-18】

続いては【U-18】の様子をお届け!

U-18部門も昨年を上回る47組94名が出場し、これまでで最大規模となる大会となりました。
普段は児童館や学校、自宅などで練習している選手たちが一堂に会し、真剣勝負の舞台でお互いの実力を試します。試合前は笑顔で話していた選手たちも、いざ試合が始まるとその表情は一変。集中したまなざしがボードに向けられました。

プレッシャーのかかる場面でもペア同士で狙う場所を相談しながらプレイ。「ナイス!」「ドンマイ!」と声を掛け合い、支えあう姿はダブルスならではの魅力です。また、ペアがフィニッシュしやすいように数字をアレンジする判断力や、チームワークも光り、レベルの高さを感じました。


惜しくも決勝トーナメントで敗退してしまった選手たちからも、「次は絶対に勝つ!」「悔しいけど楽しかった!」と前向きな声を沢山聞くことができました。
この競技大会で得た経験がきっと次のステップにつながっていくはずです。

初の試み!個の力を競い合う「シングルストーナメント」

今年から新たに実施されたシングルストーナメントでは、ダブルスとは異なる“個の力”を発揮する場としてU-12部門は42名、U-18部門は76名が挑戦しました。

競技大会ではペアを応援し合う姿が印象的でしたが、シングルスではそれぞれが自分自身と向き合い、1本1本に集中。
緊張感の中にも「一人で勝負する楽しさ」を感じる選手の姿が見られました。

競技大会ではペアを組んでいた選手や、普段から仲のいい仲間を応援する姿もあり、ダーツが広げた繋がりを沢山目にすることができました。スポーツダーツプロジェクトとしては初の試みになったシングルス戦は、みなさんにとって新しい成長の機会になったと思います。

会場を沸かせる名プレイが続出 決勝ステージ

熱戦を勝ち進み、見事決勝の舞台に立った4ペア。
決勝戦は『日本ダーツ祭り2025』のメインステージにて開催され、会場には多くの観客が集まりました。
また、この模様はオンライン配信でも公開されました。

★決勝ステージの様子はYouTubeにて公開中

第3回スポーツダーツ競技大会2025 U-12/U-18 決勝戦


【U-12】

U-12部門で決勝に進出したのは、『伊藤 晴章選手・向井 楓海香選手ペア』と『門脇 琉選手・石渡 優幸選手ペア』。

4人は少し緊張した様子を見せながらも、笑顔を交わして試合がスタート。その可愛らしい姿からは想像できないほどの本格的なプレイを連発し、会場からは歓声と拍手が鳴りやみません。観客席ではスポーツダーツ競技大会オリジナルのうちわを掲げながらステージ上の4人に声援を送る姿も見られました。

激戦の末、優勝を勝ち取ったのは『門脇 琉選手・石渡 優幸選手ペア』。
どのレグもどちらが勝つか最後まで分からない接戦で、手に汗握る展開となりました。

二人は同じ学校に通う同級生。もともとは別の場所でダーツを始めた二人が学校で知り合い、見事優勝を収めるペアになりました。

試合後、石渡選手は「言葉に表せないほど嬉しいです!」と喜びを語り、門脇選手は「いっちばーん!」と満面の笑顔を見せてくれました。その姿に観客からは大きな拍手と笑顔があふれていました。出場された選手の皆さん、本当にお疲れ様でした!

【U-18】

U-18部門で決勝に進出したのは、『青野 太羅選手・佐々木 健選手ペア』と『鳥居塚 優斗選手・三村 晄大選手ペア』。

鳥居塚選手・三村選手ペアは昨年度も同じペアで決勝に出場し惜しくも準優勝。今年はリベンジに燃えます。対するは、昨年度、兄の耀太郎選手と共に優勝を収めた青野太羅選手と佐々木選手ペア。こちらも白熱した戦いが繰り広げられました。

見事雪辱を果たし、優勝を勝ち取ったのは、『鳥居塚 優斗選手・三村 晄大選手ペア』。
昨年の経験を糧に、落ち着いた試合運びと抜群の集中力で勝利をつかみ取りました。

試合後、2人は「この1年、リベンジのためにたくさん練習を重ねてきた」と話してくれました。
特にU-18の最終年度となる鳥居塚選手は、「最後の大会で優勝できて本当にうれしい」と笑顔で語ってくれました。
出場されたすべての選手の皆さん、素晴らしいプレイをありがとうございました!

★大会結果はこちら
https://sportsdarts.jp/news/12201/

スポーツダーツ競技大会の今後 

第0回大会から数えると、今年で4回目の開催となる本大会。今回はこれまで以上に多くの選手が出場する過去最大規模での実施となりました。

スポーツダーツプロジェクトでは児童館や学校の体育の授業・課外活動などを通じて、子どもたちにダーツの楽しさやスポーツとしての魅力を伝えてきました。その集大成として、子どもたちが日々の練習の成果を発揮し、さらに高みを目指す舞台、それが『スポーツダーツ競技大会』です。

この競技大会のように多くの人の前でダーツをプレイし、目標となる場所があることで、子どもたちがよりダーツを好きになり、真剣に取り組むきっかけになってほしいと思います。
私たちは、こうした経験を通じて、スポーツとしてのダーツがさらに広がっていくことを願っています。

本大会では勝敗という結果だけでなく、ペアと支えあい、緊張の中でベストを尽くす経験を通じて多くの成長や新しい目標が生まれました。さらに今年はシングルストーナメントも同時開催。チームで支え合うダブルスとは異なる“個としての挑戦”の場が生まれたことで、ダーツというスポーツが持つ多様な魅力を改めて実感する大会となりました。

競技大会に参加してくださった方も、まだ出場したことが無い方も、これをきっかけに様々な場所でダーツをプレイし、来年の大会を新たな目標にしていただけたら嬉しいです。

来年度の開催も、ぜひお楽しみに!

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